2024 立命館中学|学校説明会レポート



立命館中学 学校説明会レポート(2024年06月25日)


立命館_正面玄関

立命館中学の学校説明会に、受験Dr.の松西 仁史が行ってきました。

全体を通して「生徒が輝いている学校」ということが強調された内容でした。

阪急京都線「西山天王山」駅より 徒歩8分
JR琵琶湖線「長岡京」駅より 徒歩15分
京阪本線「淀」駅より バス12分(調子バス停)

2024年06月25日に行われた立命館中学の説明会での内容をまとめました。
この内容についてのご質問は立命館中学ではなく、受験Dr.までお願いします。
©立命館中学

プログラム

校長ご挨拶

東谷校長よりご挨拶がありました。
その中から一部を紹介いたします。

学校紹介

先だって開かれたオープンキャンパスには合計2000名が参加。
「生徒が一番の財産である」という考えが基にある。
創立120周年の記念事業のひとつとして「千と千尋の神隠し」を観劇した。
役者の1人が立命館中学の卒業生。卒業生が各所で活躍し、母校の学びに感謝していると言ってくれている。

そのほか、在校生の取り組みを実名で澱みなく情熱的に語ってくれた。
教員一丸で生徒に向き合っている様子が見られる。

学校紹介

白井副校長より細かな部分の学校紹介がありました。
そのなかから一部を抜粋して紹介します。

制服

制服は中学生のみ、高校生は私服通学可。中学女子の制服はスラックスも選択可能。

通学圏

大阪や兵庫など京都府外から志望する生徒が増えている。

クラス編成

中3でMSコースまたはコアコースを選択。コアコースにはさらに英語で授業を行う「GJ(国際クラス)」がある。コアコースは立命館大学に内部進学、内90%は希望通りの学部に進学。プレゼンに力を入れており、発表の機会を多く設ける。

探求学習

副校長考案の「サタデーボックス」。「通常の授業にないカテゴリーの講座」を教員が開講し、興味を持った生徒が登録・参加する。講座名称は「エレキギターを弾こう!」「数学オリンピックに挑戦!」「3Ⅾプリンターで遊ぼう!」「泥団子を作ろう」「農業」「天文台で宇宙を探ろう」など。

入試概要

入試部主任の中西先生より入試についてのお話がありました。
中学入試に絞って紹介します。

2025年度入試の変更点

前期入試のA(優遇入試)とB(一般入試)の合格者数を一括にまとめる。Aの倍率が1.5倍前後、Bの倍率が3.5倍前後と差が大きかったためバランスを取る。Aには調査書や英検などの条件で5~10点の加点をし、それ以外は公平に見る。見込みはAから合格者10名減、Bから10名増。2023年度は合格者数の男女差が大きかったが、2024年度は是正された。
       

合格の目安

ALは全配点の65%以上、CLは60%以上。AL志望者はCLを第2志望にすることができる。2科目入試はA(優遇入試)のCLのみ。活動歴申告書は、「不合格圏から引き上げる際、素晴らしい活動があれば」であり、年に1名あるかないか程度。内容に不安を感じる必要はない。優遇入試は専願ではないので、合格しても入学必須ではない。
       

学校訪問を終えて

同じ関西の大学附属校と比べると、例えば同志社中学校は同志社大学への内部進学を大きくアピールしているのに対し、立命館中学は国立大学の受験を推奨しています。預かったお子様をしっかり成長させるための教員の熱意と工夫、それを実現する環境があり、望む生徒にはチャレンジする機会が与えられる学校だという印象です。