2021 佐久長聖中学 |学校説明会レポート



佐久長聖中学校説明会レポート①(2021年10月11日)


本日はオンラインで行われた佐久長聖中学校の学校説明会を、受験ドクター白金高輪校校長の太田 陽光がご紹介いたします。
聖朋館(寮)…学校のすぐ横にある。
個性に応じたカリキュラムを行っている。スポーツ、勉学、習い事、海外など、生徒一人ひとりが望むことを学校側か与えたり、アドバイスをしたりしている。
生徒一人ひとりにPCを貸与。
英語教育が充実している。
キャリア教育が充実している。
自主性・自立(自律)心の涵養に力を入れている。

●上信越自動車道佐久インターから車で約1分
●JR佐久平駅・岩村田駅からスクールバスを運行しています。

2021年10月11日に行われた佐久長聖中学校の説明会での内容をまとめました。
この内容についてのご質問は佐久長聖中学校ではなく、受験ドクターまでお願いします。
©佐久長聖中学校

プログラム

校長ご挨拶

佐藤康校長からご挨拶がありました。
その中から一部を紹介いたします。

沿革

校長7年目。体育(柔道)の先生。楽しいだけではなく、けじめをつけた指導が大切と考えている。
「自主性を身につけるために」

  • ノーチャイム→自分で判断して行動できるようになり、また勉強も生活も自分で時間を管理できる習慣が身につく。

自分たちで計画し実践していく→新入生にいきなり好きなことを行って良いと言っても大変なので、最初は先生が選択肢を与え選ばせるが、数年後は自身で選択肢を考え選んでいくことを求める。これはあっという間に身につく。
「相手を思いやる人間性をみにつけるために」

  • 寮(「館」と佐久長聖では言う)生活→相手に気配りをする必要があり、多少我慢をしなくてはならないが、実家に帰ったとき、靴をそろえたり、洗濯物をきちんと入れたりするなどという、些細ながら素晴ら
  • しい変化があると報告をご家庭から受ける。

「個々に文武両道を目指すために」

  • 海外に行く機会が何回もある。生徒の考えに即した形のアドバイス・研修を学校は用意している。(例えば、アメリカで生活したいという生徒もいた)
  • 部活では、特に力を入れた「強化クラブ」を設置している。

愛と自由はどういうことかを見つけてほしい。

佐久長聖の特徴

平出淳史教頭より佐久長聖の特徴についてお話がありました。
その中から一部を紹介いたします。

教育方針

  1. 個性に応じたカリキュラム:①強化クラブの設置(軟式野球・柔道・剣道は毎日19:00まで活動)勉強したい生徒は8時間目にプラスαの学習 習い事がしたい生徒は15:50で帰宅できる ②2年次からのクラス選択(高校の先取りを行うアドバンスクラスと、中学の範囲をじっくり行うスタンダードクラス(高校入学生と同じクラス)から選ぶ) 東大医進講座の設置
  2. ICT教育の積極的導入:授業・HR・生徒会活動等でのPCの効果的・積極的活用
  3. グローバル教育とELP(英語学習プログラム):英語を楽しめる環境の整備(外国人講師の充実・オンライン英会話を毎週1回25分実施・ACE(アクティビティを通して英会話を学ぶプログラム。放課後等に行い参加自由)、国際交流の推進(中2でのカナダ語学研修2週間・高校での多様な海外研修・校内での国際交流(海外からの学校訪問の受け入れ・高校でのエンパワーメントプログラム(海外からの留学大学生を招き英語での議論やプレゼンを行う)、海外留学・海外大学への進学の後押し
  4. 未来を切り拓くキャリア教育(体験学習:探究プロジェクト):生きる力を育む体験学習(挑戦→自分発見→未来へ)1年「挑戦のステージ」様々なことを経験し得られたことを仲間同士で深め合いながら成果をまとめていく 2年「自分発見のステージ」 職場体験や海外研修(今年度は「佐久地域を元気にする企画」を進行中) 3年「未来へのステージ」クエストエデュケーション→企業から与えられたミッションに対し、調査・企画・プレゼンを行う 修学旅行
  5. 充実した学習サポート体制:教師の親身な指導、イブニングゼミの運営、eトレとスタディサプリの導入
  6. 自主性・自律(自立)心の涵養:館(寮)生活、ノーチャイム(チャイムが鳴らない→自己管理)とカジュアルデー(月一回の私服登校)の実施、自由クラブ(自分たちで行いたいクラブを作って活動できる)の設置

入学試験について

平出淳史教頭より入学試験についてのお話がありました。
その中から一部を紹介いたします。

学校生活

入試5回 第1回佐久長聖中学入試以外の受験は2回受けても受験料は20000円(3回は30000円)
入学手続きの〆切は長野県内生と県外生で違う
第1回佐久長聖中学入試11/21(適性検査型)第2回佐久長聖中学入試1/22 大阪入試12/11 東京入試1/10と11 試験会場10日は3会場(立教大学池袋キャンパス・順天堂大学本郷お茶の水キャンパス・佐久長聖高校 11日はTKP市ヶ谷カンファレンスセンターのみ)
郵送で入試の成績を送る
受験時に写真は不要
クラブ入試は別日にあり
コロナ関連で受験できない場合、救済措置として、他の試験日への振替入試・追試験(2/19を予定)あり。試験会場は佐久長聖中学。
特待生(3種類) 第2回佐久長聖中学入試以外にあり。 1年ごとの審査。 
ウェブ出願
文化祭は動画配信予定

学校訪問を終えて

生徒が望むことを行える場が用意されていると感じました。運動を極めたいという生徒には強化クラブがあり、勉強を極めたいという生徒には放課後8時間目があり、学校以外での習い事を極めたい生徒には、早く学校から帰れるようにしてくれる、というようなものは、実際にはなかなかできないのではないでしょうか。

佐久長聖生に自律心が身につくという説明も、館生活をする生徒が多くいることから、また、「ノーチャイム」という、自分で時間を考え、他の人に迷惑をかけないように行動するということからも納得がいきます。