2020 高輪中学|学校説明会レポート③



高輪中学校説明会レポート③(2020年7月1日)


本日はオンラインで行われた高輪中学の学校説明会を、受験ドクター 算数、国語講師のI.Sがご紹介いたします。

3つの駅からアクセスできる好立地。
泉岳寺、白金高輪、高輪ゲートウェイ。
広い地域から通ってきている。

①専任比率の高さ
・教員に占める専任の割合は80%。主要5教科の教員では88%が専任。
生徒の日常まで細かに目を配ることができる。
生徒同士の「ちょっかい」は、多少存在する。中1から中2の途中くらいまで。その際も学年団の教員で細かく見ていく。

・中1中2で学校生活の基本を身に着けさせるための指導。
教頭先生の言葉「この年頃の子供への指導は教員としては神経を使うところだが、ここでの教育がその後の学校生活を左右する。そのため教員として指導のエネルギーを出し惜しみすることはない。」
学校生活になじめるようにし、学習面でも落ちこぼれを作らないように気を配っている。

②検定試験の取得率
中3で生徒の80%が数学検定準二級取得。高1で生徒の80%が英検準二級取得(取得時期に差があるのは、先取り学習の進度が強化によって異なるため)。

都営地下鉄浅草線・京浜急行線「泉岳寺駅」A2出口から徒歩3分
都営地下鉄三田線・東京メトロ南北線「白金高輪駅」出口1から徒歩5分
山手線・京浜東北線「高輪ゲートウェイ駅」出口から徒歩6分

2020年7月1日に行われた高輪中学の説明会での内容をまとめました。
この内容についてのご質問は高輪中学ではなく、受験ドクターまでお願いします。
©高輪中学

プログラム

校長ご挨拶

平野豊校長より、ご挨拶がありました。
その中から一部を紹介いたします。

教育理念

・「見えるものの奥にある見えないものをみつめよう」
何事も表面だけを見て判断するのではなく、内側の深い部分まで探求することの大切さを生徒に伝えたい。
・授業は本質を探究する観点から。理科では観察や実験が多くなる。休校中には、桜の花びらを生徒に郵送して観察する授業をした。
・指導の目標。人を育てる指導。自己管理ができるように。例えば生徒には手帳を持たせている。その日あったことへの感想や翌日の予定を管理。担任とやり取りして、コメントを書いて返す。自己管理の練習。

・専任教員の割合が8割。5教科では88%。朝から夕方まで生徒のことを見ている教員が多い。
・生徒同士のいざこざは中2の途中くらいまであるが、学年11名の学年団教員でサポートする。

6年一貫の指導体制について

6年を3等分にする。前期中期後期。
前期……学校生活での基本を身に着ける。スマートフォンの扱いなどは外部講師を招いての講演。
・この時期の生徒の指導は教員としても神経を使うが、ここでの指導が今後の学校生活を左右するので、教員もエネルギーの出し惜しみはしない。
・中期の中3で進路決定の第一歩。
・後期は進路の仕上げ。高3の体育祭は異様な盛り上がりを見せる。

クラス編成

・クラス編成は、選抜2クラス一般4クラス。
・英語数学国語は時間数が多い。中3までに生徒の80%が数学検定準2級取得。高1までに生徒の80%が英検準2級取得。
・中3で沖縄体験の行事がある。その後沖縄熱が高まった生徒が三線同好会を立ち上げたこともある。
・クラブ加入率、中1で93%。こうで84%。ダーツ部やマジック部もある。

入試について

入試広報部長の先生より入試についてお話がありました。
そのなかから一部を抜粋して紹介します。

入試概要

合格者平均点は大体60%。60%を目標に勉強してほしい。
今後入試説明会で教科主任から出題傾向と対策の説明がある。オープンキャンパスをオンラインで実施する(動画配信)。

Q&A

Qどんな雰囲気の生徒が多いですか?
A入学の時点ではおとなしい子が多いが、徐々に打ち解けるにつれて変わっていく

Q複数回受験の優遇について
A合否判定で優遇措置はない。ただし、辞退者が出た際の繰り上げ合格は2回以上受験している受験生の中から連絡していく。おととしは3名、昨年は0名。

学校訪問を終えて

数年前は大学進学実績を伸長させることにこだわりを持った説明がなされていましたが、今回の説明会では自然体験学習など様々な活動に焦点が当てられていたのが印象的でした。