2020 青山学院大学系属浦和ルーテル学院中学校|学校説明会レポート



青山学院大学系属浦和ルーテル学院中学校説明会レポート(2020年7月11日)


本日はオンラインで行われた青山学院大学系属浦和ルーテル学院中学校の学校説明会を、受験ドクターのR.I講師がご紹介いたします。

キリスト教系の学校ということで、大きな教会が目をひきます。天井がとてもたかく、多くの生徒が着席できるようにという配慮からか、席数もとても多い教会です。もう一つ特筆すべき施設は、「山の上学校」です。福島県に位置し、キャンプ活動やスキースクールなどの学校行事や、部活の合宿で利用されている施設です。建築文化賞も受賞しているとのことでその造りもさることながら、外観・内装ともにとてもきれいな施設です。また、スクールバスも充実しており、北浦和・東川口・北越谷(浦和美園駅経由)の各駅から3系統が用意されていて、東京からの入学者が多いということも納得できる学習・通学環境です。

・JR 京浜東北線「北浦和駅」西口から(20分)
・JR 武蔵野線「東川口駅」南口から(15分)
・東武スカイツリーライン「北越谷駅」西口から(20分)
・埼玉高速鉄道「浦和美園駅」から(3分)
※駅東側のセンターフィールド前及び西口ロータリーから発車します。

【路線バスご利用の方】
国際興業バス 浦和駅東口2番発浦和美園駅西口行き(美01バイパス経由)
「大門上」下車(乗車時間20分)、下車後徒歩3分
または
浦和美園駅西口発浦和駅東口行き(美01バイパス経由)
「大門上」下車(乗車時間1分)、下車後徒歩3分
をご利用ください。

2020年7月11日に行われた青山学院大学系属浦和ルーテル学院中学校の説明会での内容をまとめました。
この内容についてのご質問は青山学院大学系属浦和ルーテル学院中学校ではなく、受験ドクターまでお願い致します。
©青山学院大学系属浦和ルーテル学院中学校

プログラム

校長ご挨拶

福島宏政校長よりご挨拶と教育方針についてお話がありました。

ギフト教育

「ギフト=才能」を活かし人を幸せにすることがわが校の根源にある。
ギフト教育とは、才能を最大限伸ばそう・国際的な場で貢献しよう・才能を活かしてまわりを幸せにしようという目的を達成するためのものである。そのために、①少人数主義(最大25名)②英語・国際教育③キリスト教主義に主眼を置いた教育に力を注いでいく。
中学校生活は、(1)1クラス25名までの少人数クラス編成、(2)才能を見つけるフィールドプログラム、(3)アクティブラーニングと部活動、(4)英語と国際教育という4つの柱で3年間を導いていく。
フィールドプログラムを詳述すると、まずフィールドA(アーツ:人文学)であるが、◎歴史探求・外国探求・芸術作品鑑賞、◎世界遺産・美術館・博物館訪問、◎漢検・地理検・歴検、つぎにフィールドE(イングリッシュ)であるが、◎英語劇・スピーチ・ディベート活動、◎インターナショナルスクールとの交流・海外研修、◎英検準二級取得の義務化、さいごにフィールドS(サイエンス)であるが、◎電子機器の組立て・理科実験・プログラミング、◎先端科学施設や大学の研究室訪問、◎理科検、数検の受験、といった豊富な諸活動にあらわれるように、生徒たちの興味づけ・動機づけにとても注力されていると実感しました。
課外の活動で目をひいたのは、「山の上学校」での登山・キャンピングとスキー教室です。施設の充実さもさることながら、グループ活動を通した協調性を育む姿勢にも共感を覚えました。
英語教育につき、今後重要視されていく4技能は授業中だけで十分といえるくらい徹底した指導をおこなっていく。英検準二級取得&GTEC700点は必達の目標である。さらに、キリスト教でのつながりのあるアメリカに各ご家庭にホームステイさせていただくことで、安心した研修を4週間という長い期間でおこなえるという点も好感がもてました。
青山学院大学系属校として、同校の建学の精神を理解し、その質を高められる生徒を育成する学校という自負がある。さらに、一貫教育を通して大学との連携強化を志向する学校という自負もある。一定の募集枠内で、進学基準を満たすことをつねに心掛ける指導をおこなっている。現在、11名の枠であるが、向こう3年間でこれが25名に拡大。将来的には、希望する者すべての推薦枠を確保できるようにしていく。

入試について

浦和ルーテル学院中学の教頭からご挨拶がありました。

入試傾向

2018年度入試志願者99名➜2019年度同307名➜2020年度同594名というように、年々人気が高まり、高水準で推移している。入学者の60%超が都内からの通学者。本年度の入試は2科受験を廃止し、4科受験に統一する可能性が大きい。受験日は、1/10・1/12・2/1の三回。

学校訪問を終えて

青山学院大学の系属校化が浸透してきたためか、昨年度の実質倍率は大幅な上昇となりました。母体となる青山学院大学の人気も堅調に推移していることから、本年度の人気も上昇傾向にあるのではないでしょうか。また、徹底した少人数クラス編成を実践されているため、きめ細やかな指導が大いに期待できる印象を受けました。