横浜雙葉中学校説明会レポート(2016年9月27日)
本日は横浜雙葉中学校へ、受験ドクター 白金高輪校校長、大木 快が行ってきました。
取り立てて目立つ施設はありません。
学校案内リーフに挙げられているのは図書館、行動、生徒穂オール、教室…など、つまり、施設ではなく学校生活そのものが充実している、というのが逆説的に伝わってくると言えるでしょう。
JR京浜東北・根岸線 石川町駅南口下車 徒歩13分
みなとみらい線 元町・中華街駅下車 徒歩6分
JR京浜東北・根岸線 桜木町駅 バス11分徒歩2分
平成28年9月27日に行われた横浜雙葉中学校の説明会での内容をまとめました。
この内容についてのご質問は横浜雙葉中学校ではなく、受験ドクターまでお願いします。
©横浜雙葉学園
校長ご挨拶
横浜雙葉中学校千葉拓司校長より、
横浜雙葉のキリスト教に基づく教育方針
に関するお話ありました。
その中から一部を紹介いたします。
横浜雙葉の学校の方針について
キリスト教の教え=聖書の福音書に基づく教育方針
人の存在そのものが素晴らしい。違っていることが素晴らしい。
昨今の日本の子供たちがおかれている状況…「便利な国の不幸な子供たち」
コンビニが24時間空いているなど、生活の便利さは他の国をしのぐが、子供の自己肯定感の
調査では他の国に比べて日本は非常に低い。認められる、愛される実感が乏しい。
子供に対する親の姿勢として、
1.結果より努力をほめましょう
2.ポジティブな勘違いをさせましょう。(そんなに頑張って疲れているなら、少し休んでみたら?)
3.親の弱さを見せましょう
とのお話。生徒の人格を認め、親に学校に愛される実感の中で、何事も前向きに取り組んでいく、
という学園生活を送ってもらう、というのが学校の方針である。
親御様から寄せられた質問
説明会の際に親御様から寄せられた
質問に生活指導部長の方が回答。
その中からいくつかを紹介します。
学校生活について
規則は厳しいですか、という質問を受けることが多い。
まず(インターネットにつながる)スマホは禁止。お店への立ち寄りも禁止。
昨今の高校生のスマホ・ネット依存の状態は、落ち着いた中学高校生活を過ごすうえで
好ましくないと考えている。友人関係のトラブル等も多い。
17:30完全下校のため、クラブ活動は1時間程度。
在校生の保護者アンケートにおいて、「充実した生活を送っていますか」という項目に
ほぼ全員が満足しているとの回答を得ているとのこと。保護者は大きな安心感を持っている。
このことを考えると、規則は必ずしも厳しいということはなく、学校としても自信を持っている。
入試について
教務課長の先生より
2016年度の教育課程と中学入試についての
お話がありました。
そのなかから一部を抜粋して紹介します。
教育課程と中学入試について
教育課程としては、高2以降、文系でも数学、理系でも古典を必修とするなど、偏らなず幅広く学習することを重視している。
英語ではネイティブによる授業がある。
英語・数学では習熟度別授業、補習授業も行っている。
出願について
出願初日は9:00までに来た人に対して抽選で番号順となるので、早朝からくる必要はない。
各教科の説明は、第3回の説明会で行う予定。
公開行事のご案内
広報部長の方より公開行事のご案内
11/3 文化祭
受験生の親子であれば予約なしでも入場できますが、男性1人では予約も受け付けていないので、お父さん1人での来校はできません。
11/3
第3回学校説明会
入試要項、各教科の出題傾向の説明を行います。
12/10 土曜学校案内
アットホームな形式の説明会、在校生に直接話が聞けるので、実際のところどうなの?という疑問を
ぶつけてください。
学校訪問を終えて
校風を反映してか、説明会も私語一つない静謐さの中行われました。
登下校中の生徒もちらほらいましたが、落ち着きがあり真面目そうな生徒さんが多い印象でした。
目先の利益を追わず、人間的な教育を重んじる、という姿勢が、価値観の近い保護者から強く支持されている、
という印象を持ちました。