中央大学附属横浜中学校説明会レポート(2018年11月24日)
横浜市センター北の中央大学付属横浜中学校に、私受験ドクターのRS講師がお邪魔して参りました。
センター北から閑静な住宅街を徒歩で5分程度歩くと、突然景色が開けて、グランドの向こうに近代的な校舎が目に入ってきます。
人工芝の鮮やかな緑色がとても清々しい印象を与えてくれます。
ちょうど部活動の時間帯で、グランドでは生徒たちが楽しそうにそれぞれの活動にいそしんでいました。
大学入試改革の影響もあって附属校人気が高まっている昨今ですが、その人気の筆頭にいると言ってもよい学校の一つです。
三連休の中日と言うことで、ものすごい人数の保護者と生徒が参加されていたので一つの会場には収まりきらず、
3つの会場を中継でつなぐという形式で行われました。
近代的な建築の校舎と、鮮やかな緑のグラウンド。
ここで勉強出来る生徒達が羨ましいなと思えるようなそんな綺麗な校舎でした。
お話全体の中での一番のメッセージは、
「しっかりと勉強して一生通用する人間力、学力を養ってもらいます!」
というものでした。
附属は大学までエスカレータ式に進むことができて楽というのが、これまでの附属校のイメージと言われていますが、
グローバル化、IT化していく世の中にあって、中学、高校時代にどれだけ基礎的なちからを積み上げるかがとても重要であると校長先生が力説されておりました。
難しい勉強を出来る必要はない。しかし、地道にコツコツと基礎力を積み上げていって欲しい。
入学試験も、そのような学力観に基づいて作成しているということでした。
特別新しい事に取り組んでいるという印象はないですが、
むしろ当たり前の勉強観をしっかりと持った学校だと思います。
なるほど、学生に楽をさせるつもりはないということでしょう。
この学校でしっかりと6年間を鍛えられた生徒達はたくましく成長していってくれるだろうという、そんな期待を抱かせてくれる説明会でした。
横浜市営地下鉄グリーンライン 東山田駅下車 徒歩12分
平成30年11月24日に行われた中央大学附属横浜中学校の説明会での内容をまとめました。
この内容についてのご質問は中央大学附属横浜中学校ではなく、受験ドクターまでお願い致します。
©中央大学附属横浜中学校
校長ご挨拶
中央大学附属横浜中学校・高等学校 袴田 兆彦校長よりご挨拶がありました。
教育方針などについて
中大附属校の位置づけ
①中大の基幹学生の養成
②国際教育
③理数科教育を柱とした教育を実施
高校1、2年次に大学連携のイベントをいくつか実施し、進路選びの参考にしていく。
大学の学部は、学内の成績で優先順位がきまるので、学校内の成績をしっかりと取ることが求められる(高1~高3のすべての成績が関係する)。
内部推薦率は70%ほど。他大学の併願受験も可能。
ただし、国立大学と、外国の大学に限る。
入試について
入試担当より、入試に関するお話ありました。
入試について
入試については例年通りの日程で、特に大きな変更はなしです。
よくあるご質問
①男女の比率
→入学試験での調整は行っていない。年によって男子が多かったり、女子が多かったりする。
②2回受験のメリットはあるのか?
→まったくない
③どんな勉強をしてくればいいのか?
→学校長の話にあったように、基礎的なことをコツコツとまじめに取り組む生徒がほしい。
なので、入試問題も奇抜な難問は出題していない。どの教科もまんべんなく基礎を大事に取り組んで欲しい。
④繰り上げ合格について
→例年一定数の繰り上げ合格はありえる。公表はしていない。
⑤入学試験では軽食休憩を取ってもらうことができる。
ただし売店は営業していないので悪しからず