デイリー・サポート 510-25 「 通過算 」
速さの4つ目、通過算です。 510-25はDプリントの問3以降がなかなか難しくなっています。 A~Cプリントで”通過算の式”をしっかりマスターしましょう。
通過算を学習するにあたってまず最初に大切なのは、時速⇔秒速の変換をスムーズに行う訓練をすることです。 時速(km)から秒速(m)は”÷3.6”で一発変換です。 また、よく出る時速・秒速は暗記しましょう。 → よく出る時速・秒速の暗記
通過算の構造はそれほど複雑ではありません。すれちがいでも追い越しでも長さは足しましょう。 通過算で長さを引くのは”トンネルの中にすっかり入っている”などの場合だけです。
→ イメージ図
【分類表】
A 問題 | B 問題 | C 問題 | D 問題 | E 問題 | |
通過 | 1.2.3.4 | ||||
距離の差÷秒数の差 | 1.2.3.4 | ||||
2列車のすれちがい | 1.2.3 | ||||
通過とすれちがい | 4 | ||||
追いこし | 1.2 | 1.2 | |||
速さが変化 | 3.4 | ||||
2地点間の距離 | 3.4 |
Aプリント
問1 | 人や電柱は長さ0mです。 |
問2 | |
問3 | トンネル・鉄橋・駅のホームなどは長さがあります。列車の長さと足しましょう。 |
問4 |
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B プリント
問1 | 移動距離の差÷秒数の差 |
問2 | |
問3 | 甲トンネルの長さを[1]、乙トンネルの長さを[2]とおいてみましょう。後は問1・2と同じです。 |
問4 | 急行列車で17秒かかる距離は、普通列車では何秒かかるか考えましょう。 |
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C プリント
※ 最初の角度が180度より大きいか小さいかで解法が分かれます。
問1 | (A列車の長さ+B列車の長さ)÷(A列車の速さ+B列車の速さ)=秒 |
問2 | |
問3 | |
問4 | 「窓の前を通り過ぎる」・・・移動距離はB列車分の120mです。 |
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D プリント
問1 | (A列車の長さ+B列車の長さ)÷(A列車の速さ-B列車の速さ)=秒 |
問2 | |
問3 | 列車の速さを[4]とおくと、 (180+120)÷(電車の速さ-[4])=50 (180+120)÷(電車の速さ-[5])=75 |
問4 | 貨物列車の速さを[5]とおくと、 (180+120)÷(急行の速さ-[5])=12 (180+120)÷(急行の速さ-[9])=24 |
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E プリント
問1 | |
問2 | (2)から解きましょう。 普通列車の速さを[2]、急行列車の速さを[3]とおくとその差の[1]が秒速何mでしょうか。 |
問3 | 510-22のDプリント問4と同じ解法です。 追い越した2地点間の距離を何秒で移動したか考えましょう。→イメージ図 |
問4 |
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よく出る時速・秒速の暗記 |
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通過算で長さを引くのは、”トンネルにすっかり入っているとき” イメージ図 |
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Eプリント 問3(1) イメージ図 (510-22のDプリント問4と同じ解法) |
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