インタビューを終えて!
(インタビュー ; 分析・執筆 ; 龍崎講師-元日能研講師)
校長先生、教頭先生をはじめ、諸先生方、貴重なお話を聞かせていただきまして誠に、ありがとうございました。
我々塾人も、今後とも中学校側が求める「豊かな人格者」に育てるべく精進したいと思います。
1.国語の小池保則先生ありがとうございました!
以前から言われていたことですし、武蔵以外でもよく言われることですが、入試問題は大人が作るものです。当然、その解答も大人の言葉で書かれた解答となるわけです。
しかし、受験するのは12歳の子供なのです。それくらいのことは中学校側も当然認識しています。解答例のようないわゆる「大人びた表現や解答」を求めているのではなく、「正確に文章の意味が読み取れているか」が問われている訳です。
ですから、国語を指導するのはある意味難しく、親御さんや素人に近い先生が上から、「解答を再現させる」ような指導をしてしまうと、中学校側が求めるお子さんに育たないわけです。極めて注意が必要なんですね!!小池先生ありがとうございました。
⇒詳しくは、「学校別対策法」の「武蔵中対策法(龍崎先生執筆)」をご覧ください。
⇒国語の学習自体は、「国語偏差値20アップ学習法」をご参考にしてください。
2.算数の岡崎泰雄先生ありがとうございました!
以前から言われていたことですし、私自身もよく子供に言っていることですが、式を丁寧に書き、自分が理解していることを出題者に伝えることが重要です。ただし、私自身の扇形の面積などの式のように、結合法則を使って3.14でまとめて一式で書くこと自体が「理解を示す」ことになる場合もありますので、全てをバラバラに書けばよいというわけでもないと思います。
また、作問者の先生自身から「部分点をあげたい!」と言っていただき、非常に嬉しく思いました。岡崎先生ありがとうございました。
なお、2006年度の武蔵の入試問題は、非常に標準的で、70点は取りたいところでした。
⇒ 詳しくは「武蔵中-注目問題・詳細解説」をご覧ください。
⇒ また、「学校別対策法」の「武蔵中対策法(龍崎先生執筆)」をご覧ください。
⇒ 算数自体の学習方法は、「算数偏差値20アップ学習法」をご参考にしてください。
3. 社会の加藤修治先生・理科の川端拡信先生ありがとうございました!
武蔵の理科と社会は、2科目合わせて、60分で100点満点という形式です。傾向にも特徴があり、大きなテーマを設定してそのテーマに即した作問となっています。知識だけではなく、知識に基づいた分析能力が求められます。
日ごろの理科・社会の学習は、知識の詰め込みになりがちですが、単なる暗記ではなく、やはり、算数などと同様に、理解に基づいた学習が必要ということでしょう。
⇒詳しくは、「学校別対策法」の「武蔵中対策法(龍崎先生執筆)」をご覧ください。