第13章 平面図形(1)の「偏差値20アップ・指導法」導入 | 2ページ目
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20アップ攻略法②⇒「相似」の4パターンを覚え、発見できるようになろう!
● 「面積比」の問題では、以下の7つのパターンが繰り返し出題されています。ここでも記憶しやすいように名前をつけてあります。この「ネーミング法」は学習者の記憶に残りやすいだけではなく、指導者側にとってもいちいち「高さの等しい…」などと説明しなくてもすみますので、「解説の合理化」を図ることができます。
1高さ一定
① 双子山 型(1) | ② 双子山 型(2) |
● 高さの等しい三角形の面積比は底辺比に等しい。 面積比=ア:イ=底辺比 =3:2 |
● 高さの等しい台形の面積比 は(上底+下底)比に等しい。 面積比=ア:イ = (上底+下底)の比 =(3+5):(4+2)=4:3 |
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平面図形で「比」が問われる場合
⇒「相似」とこの「双子山」で解ける場合がほとんどです。
⇒ それにもかかわらず、 苦手な子が多いのは、”発見”ができないからです。
⇒ 各問題の1問1問の中に「相似」と「双子山」がどのようにひそんでいるか、発見できるようになってください。
2底辺一定
③ 逆さ富士 型 | ④ ブーメラン型(1) | ⑤ ブーメラン型(2) |
● 底辺の等しい三角形(台形)の面積比は高さ比に等しい。 面積比=ア:イ=高さ比 =2:3 |
● 底辺の等しい三角形(台形)の面積比は高さ比に等しい。 面積比=ア:イ=高さ比 =6cm:12cm=2:3 |
● 高さの等しい三角形(台形)の底辺比は面積比に等しい。 底辺比=AG:GH=面積比 =ウ:エ=3:3 |
2一定なし
⑥ 重なり 型 | ⑦ カブト 型 | ⑧ チョウチョ 型 |
● 底辺比=A:X ● 高さ比= B:Yの場合 面積比=ア:イ =A×B:X×Y |
● 底辺比=A:X ● 高さ比=B:Yの場合 面積比=ア:イ =A×B:X×Y |
● 底辺比=A:X ● 高さ比=B:Yの場合 面積比=ア:イ =A×B:X×Y |
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