理科-電流の「裏技」
(分析・執筆 ; 龍崎講師-元日能研講師)
理科に関しても、「成績が上がりにくい学習方法」と「成績が上がりやすい学習方法」があります。下記の「● 一般プロ(アルバイト)の解説」と「● ベテラン・プロ(職人)の解説」を比較して、是非、「成績が上がりやすい学習方法」で勉強してください。プロの講師の皆様は、解説本を単に再現するだけではなく、是非、子供の視点で、子供の興味を引きつつ指導するようにしてください。
【例題】 例題 右図のように、直列に豆電球が2つ接続されている場合 、豆電球が1つの場合と比べて、電流は何倍流れますか。 |
● 一般プロ(アルバイト)の解説
(解説本を再現するだけの工夫がない解説) 豆電球のフィラメントは、一種の「抵抗」です。そこで、「電流」と「抵抗」は反比例するから、「抵抗」が2倍・3倍…となると、「電流」は倍・倍となります。 したがって、豆電球(抵抗)が2倍になったのだから、「電流」は倍となります。 |
● ベテラン・プロ(職人)の解説
(当会ハイパー・プロによる、工夫された解説) 「電流の問題は、あんまり難しく「勉強」と考えず、 マクドナルドのジュースに例えるとおもしろいよ! (これを人読んでマクドナルドの法則)なんちゃって(笑)」 頭の中で映像化(アニメーション)してごらん! 1.ストローの中に流れるジュースが = 電流だよ! 2.ストローの中のゴミ(わた)が = 抵抗だよ! ゴミ(わた)が1個のときより、2個のときの方がジュースは飲みにくいよね! だから、これと同じことで、「抵抗(わた)」が2倍・3倍と大きくなるほど →「電流(ジュース)」は倍・倍と流れにくくなるんだ! これを、「反比例」というんだよね! |
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● 成績が上がらない理由
これだけの解説ができれば、いわゆるプロと言ってよいでしょう。しかし、この解説は、 「お勉強」という感じがして、子供の関心を引きません。その結果、ほとんどの子供は、このような、解説本に載っているものを単に再現しただけの解説では、 1、2ヶ月も経てば、きれいさっぱり忘れてしまうのです。 |
● 成績が上がる理由 この解説
この解説には、豊富な指導経験に基づいて、「工夫」があり、また、ビジュアル化(映像化)しているので、子供の記憶に残りやすくなっています。 ↓ このように、あまり「お勉強」「お勉強」せず指導すると、子供は関心を示し、しかも記憶にも残りやすいので、 ↓ 数ヶ月経っても忘れず、成績が上がるのです。 |